どんな時だって
たった一人で
運命忘れて
生きてきたのに
突然の光の中、目が覚める
真夜中に


…………


物心がついたときから、私は一人。
父も、母も、兄弟も、いなかった。
コドク、というんだそうだ。私のような人間を。
“一人寂しく”。 いや、そんなことはなかった。
昔から、私は一人だった。
それが当たり前。だから寂しくない。
現在も。
そして、多分未来も。

誰も、私のことを分かってくれない。
“可哀そう”
“今まで辛かったでしょう?”
そればっかり。

でも、あの人は違った。

温かかった。

「ほら、そんなとこいたら寒くない?」

真っすぐに、優しく、響く。

そんなのは初めてだったから、
「寒くない。」
どうしていいのか、分からない。

それでも、なおも彼は優しかった。


やめろ、そんなに優しくするな。


なのに、気付けばつき合ってて、
気付けば、プロポーズされてて、
気付けば、うなずいてて。


闇の中にいた私を、照らし出した光。
君という光が、私を見つける。
何もない、真夜中に。

ずっと一人でいることは、運命だと思ってた。
そう考えなきゃ、耐えられなかった。

君の光が、私の進むべき道を映し出す。
ただ真っすぐに、
はっきりと。


…………


どんなに良くったって
信じきれないね
そんな時だって
側にいるから
君という光が私を見つける
真夜中に