ある日、私はこんな会話を聞いておりました。 ―ののってほっぺ赤いよな。 ―ピンクだよー ―いや、これはピンクのうちに入らない。全然萌えない。 ―えー本当?私このほっぺ好きなんだけど……どこが違うの? ―ピンクってのは柔らかさがあるんだよ。そして自然に守りたくなる。うん、まさにこの白桃っぽい感じだよ。分っかるかな、この可愛さ。 ―うーん… ―やっぱ無理か。 ―そうじゃなくて… ―何? ―私はそれに当てはまってないんだよね? ―今のところは。 ―ってことは可愛がろうとは思わないの? ―え? ―守りたいとは思わないの? ―のの… ―… ―そういうとこ可愛い ―へ? ―それで良いんじゃない? ―しゅう君… ま、桃からしたらどうでも良いことで。でも、微笑ましくはありました。